国語・算数ってどうやって学ぶ?
くるみラボには、現在2歳~高校生のお子様が通われています。
小学生のお子様は、国語・算数といった学習面での悩みが多くみられています。
国語では、読み書きの困り感が出てきやすい傾向があります。
・ひらがなが読めない、書けない。
・書けるけど形が崩れる(ひらがな・漢字)。
・似た字の判別が難しい(わ・れ、など)。
・助詞(は・を・へ)が抜ける。
・書き間違え、読み間違えがある(ひらがな・漢字)。
・音読がすらすらできない。
・板書が苦手、時間がかかる。
・ちいさい「っ」が読めない、書けない(促音 例;らっこ)
・ちいさい「ゃゅょ」が読めない、書けない(拗音 例:きゅうり)
・問題文を読んで理解することが難しい
・訓読み、音読みが覚えられない。 など
算数では、数字の個数理解・計算に困り感がでてきやすい傾向があります。
・数字が読めない、書けない。
・数字の個数理解が難しい。
・足し算、引き算ができない。
・時計が読めない、理解できない。
・指やブロックを使わないと計算ができない。
・文章問題になると解けない。(文章から足し算・引き算の判別をすることが困難) など
普通級で過ごしているお子様も、支援級で過ごしているお子様もどちらも同じ困り感が出てきているなぁと感じます。特に進級し、学年が変わったことで難易度もあがり、勉強に苦手さを感じているお子様も増えているようです。
くるみラボでは、まずどこにつまづきがあるのか評価・確認をします。
国語であれば、ひらがなの形の認識が難しいのか、細かい文字の違いに気づける注意力はあるか、言葉の意味を理解しているか、板書に必要な視線の移動・注意力はあるか。
算数であれば、形の判別ができているか、個数の理解ができているか、数える集中力があるか、針の長い・短いがわかっているか、5飛びの数え方ができるか、文章問題の言葉の理解をしているかなど。
お子様の現在地点をさぐり、そこからどのようにしたら獲得できるか、自信をもってとりくめるようになるかをよく考え、段階づけをしながら課題を作ります。国語や算数の学習で大事なことは、自信をもってとりくめるようになることだと考えます。
学校では先生から、家庭では家族から指摘され、嫌になったり、自信を失ってしまっている場合が多くあります。苦手なことを取り組むのは、大人でも嫌なことではありませんか?かなりの気合と努力が必要になります。なので、“やりたくない”お子様が『できた』を感じて、“やってみたい”という気持ちになれるように、『できた』をたくさん重ねながら段階をあげていきます。
そのため、すぐにできるようになる!!とはなりにくいのも、学習課題です。
くるみラボで『できた』を体感し、学校や家庭での学習につなげていく。
その『できた』を増やしていくことが私たちの役割だと感じています。