原点回帰しつつ進化する険しい道
相談支援専門員の仕事は孤独です。
なぜなら、他の相談員がどの様に相談者と関わり支援を行っているのか知る機会がないからです。
その為、今の自分の相談者との関わり方が「自分なり」になっていないか?この声掛けは誘導したのではないのか?この考え方でいいのか?この選択肢の提示でいいのか?と、相談者の方を向き合った後は悩んでいます。
その為、定期的に「業務の振り返りチェックシート」にて自分の立ち位置を確認しています。 自分の立ち位置=原点回帰。原点回帰を辞書で調べると「基本に立ち返ること、初心に立ち戻ること、そもそもの事の起こりに再び忠実になること」とあります。
どうでしょうか?
皆様にとって、しるしの相談支援専門員は関わりやすいでしょうか。
専門的でしょうか。
たまに「電話しようと思ったけど、忙しそうだから電話できんかった」とお言葉を頂戴することがあります。
相談者の方に、その様に映っていると気づかされることがあり、まだまだプロでないと思います。
また、制度の狭間で対応できる社会資源がないときには、割り切り対応していることがあります。
相談者にとってはいい事かもしれませんが、社会的ルールではダメな事です。
相談者や社会的ルールとして認められるように、自立支援協議会(専門部会)で問題提起し社会資源を作っていかないといけないと考えています。
相談員としての知識は、一人で積み重ねる事や日頃の関わり方の振り返ることに限界があるため、広川町の相談支援事業所が集まり毎月勉強会に参加してます。
勉強会内容は、初回面談(相談者の悩みや希望を聞く)と契約→アセスメント(苦手な事と得意な事、これまで事)→サービス等利用計画案の作成(これから目標達成するための計画)→サービス担当者会議(相談者に必要なサービスや人をつなぐ)→モニタリング会議(目標への進捗状況確認)と同じ事例を通して、毎回一項目毎にロールプレイ形式で参加者より意見交換をしています。
大変、刺激になります。
これからも、皆さまから頼りにされる相談支援専門員になれるよう励んでいきます。